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飛行機を使った出張、日帰りできるのはどこまで?


飛行機を使った出張、日帰りできるのはどこまで?

飛行機を使った出張、日帰りできるのはどこまで?


近年では航空券の価格も安くなり、国内出張の移動手段に飛行機を選ぶ会社が増えています。
移動距離の割に移動にかかる時間が短いため人件費削減につながるという効果も空路が人気の理由ですが、移動費に加えて宿泊費用が掛かるとなればこのメリットも激減しかねません。
どこからどこまでならば飛行機で日帰りできるのか、考えてみましょう。

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飛行機利用でどこまで日帰りできるのか

飛行機を使った出張、日帰りできるのはどこまで?


飛行機の発着地についてですが、まず起点を東京に定めます。
羽田空港と成田空港から、日本のどこまで日帰りできるのでしょうか。

■札幌
格安航空利用で朝6時台に成田空港を出発した場合、8時前後に札幌に到着します。
現地で仕事が出来るのは、移動時間を考えれば17時から17時半まで。
18時台の便で東京へ向かうと、20時台に成田空港へ到着します。
札幌で9時間程度は仕事に当てられるはずです。十分日帰り圏内と言えるでしょう。

■青森
出発が8時台であれば1時間強で9時台には青森に到着します。帰着便は8時台発のものまでありますので、青森で11時間は過ごせることになります。
もちろん移動時間を除外して考える必要がありますが、仕事内容によっては日帰りで十分対応できる範囲でしょう。

■大阪
朝9時に羽田空港を出発すると、10時25分に関西国際空港に到着します。
もっと早い便もありますので、急ぐようであれば早朝の便を選ぶといいでしょう。
帰着便も18時台から21時台までありますので、現地で10時間以上は確保できるはずです。
日帰り圏内ではありますが、大阪の場合は安価なビジネスホテルも多いので泊りがけのセットプランにして取引の充実を図った方がいい、というケースもあるかもしれません。
仕事内容で考えるようにして下さい。

■岡山
朝7時台に羽田を出発すると、8時台に岡山に到着します。
現地で10時間は確保できますので、日帰り可能圏内と言うことになります。
帰着便は19時台の物が便利です。21時台に羽田に到着します。

■高松
成田空港を8時台に出発すると9時台に高松に到着します。帰京する便は19時台に出発して20時台に成田空港へ到着するものがあり、10時間程度現地で確保できることになりますが、懸念すべきは現地での移動距離です。
高松空港の場合は空港から市街地までの距離が長いので、移動に時間がとられて十分に仕事をすすめられない可能性があります。
発着時間だけを見れば日帰り圏内のようですが、移動時間にどれだけかかるのか、仕事がどの程度で済むのかをしっかり検討する必要があるでしょう。

早朝便利用で頑張れば沖縄ですら日帰り圏内となり得ます。
しかし、体力の消耗が激しくなると集中力や仕事効率は低下するものです。人は機械ではありません。
体力、仕事のスケジュール、人件費の問題、考慮しなければならない要素は多いですが、出張の目的が何なのか理解していれば何を優先すべきかも自動的に明らかになるはずです。
目的に合わせて出張形態を選ぶようにして下さい。

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